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| 代表理事 会 長 |
理事長 |
| 髙橋 知史 | 福岡 寬 |
皆さま方におかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。 平素は当金庫に格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、昨年度を振り返りますと、世界経済は緩やかな回復基調にあったものの、長引く米国の関税政策の 変更や、貿易摩擦による不確実性が世界経済全体に波及したほか、ウクライナやロシアに加え、イラン等中東 情勢に起因する地政学的リスクが以前にも増して高い水準で推移し、世界情勢の将来予測は困難を極める 状況が続いています。
国内では、緩やかな回復基調のなか政策金利の引き上げが行われ、デフレからインフレへの移行が進むと ともに、物価上昇と円安基調が続きました。また、日経平均株価は史上最高値の記録を更新する上昇基調の なか、変化の激しい一年となりました。
何より地元大阪では、大阪・関西万博の開催は、地元中小企業にとって保有する技術・製品等を世界に 発信する機会となったほか、関西経済の活性化に寄与するなど大きな成果を残しました。
一方、中小企業においては、原材料・物流費の高騰に加え、賃上げによる人件費増といった複数の要因が 収益構造や資金調達に直接的影響を及ぼし、コスト上昇圧力は依然として強い状況にあります。さらに倒産 件数も増加傾向にあり、取り巻く環境は一段と厳しさを増しています。
このようななか、令和7年度は、中期経営計画「Smart Shinkin Stock 2025」の最終年度として、計画に 掲げた施策の総仕上げに役職員が一丸となって取り組みました。
とりわけ、資金繰り支援に加え、販路拡大やDX、経営改善、事業承継、人材紹介、補助金申請、相続、資産 形成など、お取引先への幅広い課題解決に向けコンサルティング機能を包括的に強化し、課題解決提案の 精度向上、迅速化に努めました。
その結果、厳しい環境下ではありましたが、令和7年度決算は、前年度に続き安定した業績を確保する ことができ、自己資本のさらなる充実で経営体質の強化を図ることができました。
令和8年度は創立100周年を見据えた「プレ100周年」にあたり、「地域とともに新しいステージへ」を キーワードに「地域密着による課題解決No.1の信用金庫」を実現します。「三者共栄」の経営理念はもとより 「信頼で地域とつながる」のスローガンのもと、お客さまのニーズにしっかりとお応えできる地域金融機関 として、使命を果たしてまいる所存です。
本ホームページでは、大阪シティ信用金庫の経営方針や経営の現状について、ご理解を深めていただきたく作成いたし ました。何とぞご高覧いただき、今後とも一層のご支援ご鞭撻を賜りますよう衷心よりお願い申し上げます。
令和8年7月
